蘭越ささき農園のこだわり

昔ながらの製法を大切に「丁寧」・「誠実に」という気持ちを大事にしながら
日々お米づくりに向き合っています。

この土地に根付いて5代目。
昔ながらの製法を大切に、家族で手を取り合いながら
お米作りに取り組んでいます。

化学肥料を標準使用量より40%節減することで
食味向上を目指しています。

育苗期間から寒さに強い苗をつくることで
蘭越という町に適した稲をつくります。

お米ができるまで

苗作り

苗を育てるビニールハウスをたてます。ハウス内の温度や湿度は徹底管理されています。ささき農園のお米は、苗を寒い外気に定期的にふれさせることで蘭越の土地に適した寒さに強い苗を育てます。

田植え

田を耕し、水をはったあとは「代(しろ)かき」という田を整える作業をします。代かきが終わるといよいよ田植え。ハウスで育てた苗を機械で次々と植えていきます。ささき農園の家族総出の作業です。

分けつ

田植えが終わり根がしっかりつくと、苗は次々に株分かれして茎の数を増やします。これを「分けつ」といいます。6月の中旬から分けつがすすみ、茎の中では小さな穂が育っています。

水の調節

穂が育ち、茎の中がふくらむこの時期は寒さに弱いため、田んぼの水を深くして寒さから穂を守ります。7月下旬に出はじめる穂には、イネの花のつぼみがぎっしり。やがて花を咲かせ、受粉してお米を実らせます。

イネの開花と受粉

穂についている緑色のモミ一つひとつに、おしべとめしべが入っています。
モミが開花し、おしべの花粉がめしべにこぼれると受粉完了。開花・受粉の時期の気温は23℃前後でなければ実らず、収穫量に大きく影響します。

収穫

モミが固くなり、重く垂れ下がった穂が黄色くなるといよいよ刈り取りへ。コンバインという機械で一斉に大量の穂を刈り取ります。北海道の稲刈りは9月中旬ごろから各地ではじまります。